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ピストンクラブ。 エッチ系だと思ってこのページへきた方、正直に手をあげてください。すみませんがこのページは(一応)芸術系。芸術系にしてはなんとふざけた名前。 ピストンクラブは、トランペットおよびそれに類する楽器(後述)のみによって編成されている、アマチュアのアンサンブル団体です。トランペットって、音を変えるためにボタンが付いてますよね。押したり離したり、ぱこぱこするやつ。あれにちなんで命名されたのが、「ピストンクラブ」という名前です。ちなみに、18世紀くらいから用いられているドイツ式のトランペットはくるくる回るロータリーによって音程を変えますが、その場合なら「ロータリークラブ」ですね。まあ、そんなくだらない宴会系だじゃれも入った名前です。恥ずかしかったのは最初の1日だけ。今ではすっかり愛着のある名前になり、初対面の方にでも堂々と言えるようになりました。 メンバーが知り合ったのは、今から12年も前の、1988年頃でした。そのころメンバーは全員が大学生で、東京近郊の大学オーケストラで、トランペットを吹いていました。そんな我々がいかにして知り合ったか。ピストンクラブ第1回演奏会のパンフレットに、元N響トランペット奏者の北村源三先生がご寄稿くださった文章がありますので、引用します。 | |
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少し補足しますと、志賀高原音楽祭というのは、当時我々の間では「金管合宿」と呼ばれていたように、あちこちの大学オーケストラの金管楽器奏者が集まって、クリニックを受けたり、アンサンブルをくんで発表したりといったようなことを行う催しです(ちなみに現在は木管楽器奏者たちも集まるようになっているようです)。我々は、不幸にして、そこで知り合ってしまったのでした。以来、文字通りの「腐れ縁」が、現在まで続くことになります。もちろん当時は、そんなことになるとは微塵も思っていなかったのですが。 |
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