連載エッセイ「日々の徒然」

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◎第20回(2001/6/15)

オープンカー試乗記

峯岸 歓雄
この間の練習終了後、ネッツ店へ直行し、予約してあったMR−Sの試乗車に乗せてもらった。

久々のオープンに興奮しながら、ステアリングを握り、短いストロークのシフトレバーの感触を楽しむようにシフトアップ。車はスムーズに加速していく・・・。けしてパワーのある車ではないが、風との一体感が楽しい。営業マンの言葉によると意図的にスポーツツインカムのエンジンを使わずに設計されているらしい。

店に戻り、じっくり車を見る。しかし、収納がまったくない車だ。これだとラッパの練習に行くとき楽器が全部入らない。昔乗っていたカプチーノより使えない車になってしまう。


営業マンに「ゆっくりご検討下さい」と見送られながら自分の車に乗り、帰途につく。

途中、マツダのディーラーにロードスターの試乗車を発見、すかさずウインカーを出し、店に入り、試乗させてもらう。

試乗車はトップグレード、1800ccの特別仕様車。ミッションは6速、足回りはビルシュタインだっ!!先程のMR−Sとちがい、今度はスポーツモデルとして作られた車だ。
赤い内装も気分を盛り上げてくれる。コックピットに入り、ギアを1速に入れ、アクセルをふんで店から出る。
車は違うが、FR車の挙動が懐かしい。

ちょっとスピードを上げ、緊張感のある走りを楽しむ。これだけ操ることを楽しめる車はそうはないなぁと考えているうちに店に到着。ロードスターにはトランクもあるし、小旅行くらいなら行けそうだ。


あああああああーほしくなっちゃたよー!!!!!

でもうちは3人家族。買わせてくれないだろうなぁ。




編集者注記:この文章は、もともとは Piston Club のメーリングリストに流れた峯岸からのメールです。車への偏愛ぶりがいかにも彼らしく、気持ちがよく伝わってきますので、エッセイとして採用し、このページに掲載することとしました。峯岸本人は続編を考えているようです。ちなみに・・・俺のレガシィもビルシュタインだっ!!


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